潰れそうな藩を救うお話
2018年 02月 01日
江戸時代 貧乏な藩は藩札なるものを刷って、立て直しを図っていた。
小判などの流通してる貨幣を藩札、つまり、紙のお金に変えるのです。藩札をうまく藩内で流通させて、藩蔵に小判を貯めるという手法です。
主人公は江戸で藩札の指南を商売としていて、貧乏藩からの依頼を受ける。
貧乏藩の執政は、藩を救うには鬼となる覚悟を決め、次から次へと策を講じていくのである。
武家は死に寄り添っているから、苛烈な政策もやってのけられるのだと。
藩札、珍しいテーマで面白く読ませていただきました。
鬼はもとより 青山文平著
by tikuzenootomo
| 2018-02-01 17:57
| 最近読んだ本・・ほぼ時代劇だけど
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